
JIA環境セミナー「欧州エネルギー自立地域」に参加して、講演を聞いて、なんで「自立」なのか改めて納得いたしました。
「欧州中部におけるエネルギー自立地域の潮流」
滝川薫 環境ジャーナリスト(スイス在住)
「エネルギー自立に必要なフレームワーク」
村上敦 環境ジャーナリスト(ドイツ在住)
「自然エネルギー社会を子どもたちに」
彦根アンドレア JIA環境行動ラボ委員
スイスの8割の家が、マキで煮炊きしているのには驚きました。
ちょっとコーヒーを!というときには、隣にあるIHでお湯を沸かすようで、普通にエコしてますね!
ドイツは2050年に自然エネルギーの割合を、現在の20%から80%にする計画で着々を進行中。
スイスもオーストリアも同様の計画で進行中!
駆け足の説明だったので、坂本龍一推薦の「100%再生可能へ、欧州エネルギー自立地域」をじっくり読みます。

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自然エネルギーを本当に80%にできるのだろうかと疑問に思っている人もいるのでは?
ドイツは毎年2.1%ずつ1次エネルギーの削減を進め、2050年には50%削減(2008年対比)する計画です。
脱原発に賛成です。でも現在は石油などの化石エネルギーで賄っていてCO2削減に逆行しています。
じゃ~、すべて自然エネルギーに代替えできるかというと、それも無理です。
使用するエネルギーを減らさなければ、脱原発のかけ声だけで終わってしまいます。
もうひとつ「自立」です。
自然がある地域、つまり地方(田舎、失礼!)の自立です。
空いている土地で太陽光、風力もある程度広さが必要です。 間伐材でバイオマス、小川で小水力。
電力買取り制度が始まった2000年は、大手資本ばかりで懐疑的だったのが2004年から、ようやく地元主導で動き始めたようです。 日本も地元主導で始めましょう!
設備を設置するだけでなくメンテナンスも必要です。それで雇用が生まれて地域活性化につながります。
エネルギーのもとは「自然」ですので、他から石油などお金を払って買ってこなくても良いのです。
それを都市に販売する産業として「自立」できます。
「自然」があるので「自立」できるのです。
地方には宝が眠っています!!! ほんとにそう思います!!!
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